手術Surgery

審美的にも機能的にも
満足していただける手術を心掛けています。

眼瞼形成手術を始め、腫瘍摘出術、傷あとを目立たなくする手術、リフトアップなど、診察でご希望をじっくりお伺いし、適切な治療方法をご提案しています。診察から手術まで一貫して院長が担当しますので安心して手術を受けて頂けます。また、日常生活に早く戻っていただけるよう手術のダウンタイムを短くするための施術も充実しています。

眼瞼下垂症 がんけんかすいしょう

上まぶたが挙がりづらく、垂れ下がったままの状態を眼瞼下垂(がんけんかすい)と呼びます。
加齢の他にハードコンタクトレンズはずすときに目尻を横に強く引いたり、アトピー性皮膚炎や花粉症で瞼(まぶた)をこすったり、メイクを落とすときに瞼を擦ったりなどを繰り返すことの他、生まれながらの一重瞼でもおこります。
瞼が目に覆いかぶさる他に瞼が重い、目やその周りが疲れる、目の奥や額、こめかみが痛い、肩や首が凝る、頭が痛い、歯を食いしばってあごがだるい、奥歯が破損する、疲れやすい、うつ症状など、さまざまな症状が出てきます。、
治療は腱膜性眼瞼下垂症手術(けんまくせいがんけんかすいしょうじゅじゅつ)(延びた腱膜を縫い縮める)、上眼瞼除皺術(じょうがんけんじょすうじゅつ)、重瞼術(じゅうけんじゅつ)、などの手術を行います。
眼瞼挙筋(がんけんきょきん)の筋力がない、または非常に弱い先天性眼瞼下垂症(せんてんせいがんけんかすいしょう)には額の筋力を利用して瞼をあげられるように瞼(まぶた)と眉の上をつなぐ「つり上げ術」を行います。

手術費用の目安
眼瞼下垂症手術 保険適応
重瞼術(埋没法) 110,000円(両眼)
重瞼術(切開法) 220,000円~275,000円(両眼)
上眼瞼除皺術 220,000円~330,000円(両眼)

二重まぶた(埋没法・切開法 まいぼつほう・せっかいほう)

二重瞼の手術方法として「埋没法」と「切開法」があります。
「埋没法重瞼術(まいぼつほうじゅうけんじゅつ)」はメスを使用せず、針穴から糸を通し、皮膚と瞼板(けんばん)を2カ所前後でとめて二重を作ります。切らずに糸で瞼(まぶた)を留める方法ですので手術時間も短く普段の生活に殆ど支障がありません。
一般に埋没法として行われている「瞼板法(けんばんほう)」という術式はナイロン糸がまぶたの眼球側に出て、手術後、目に刺激症状が出やすいばかりか失明の危険もあります。当院で行う「埋没法重瞼術(二木法)」は瞼の裏に糸が出ませんので眼球を傷つけません。
瞼が厚いと目の開閉時に瞼の厚みの変動が大きく二重がとれる場合がありますが、当院では伸び縮みする糸を使うため、瞼の開閉に伴う厚みの変化を吸収し外れにくい二重を作ります。
「切開法(切開法重瞼術(せっかいほうじゅうけんじゅつ)・瞼縁切開法(けんえんせっかいほう))」は埋没法に比べ、二重がはずれにくく、ご希望に沿ったラインを作ることができます。奥二重や自然な感じの二重を作ることも、平行型で幅の広いくっきりした外れにくい二重を作ることもできます。
「切開法重瞼術」は皮膚を切開したラインに二重を作る方法です。「元に戻りにくい」「希望に沿ったラインが作れる」などのメリットがありますが、瞼縁切開法より腫れが引くまでに時間がかかることがあります。
「瞼縁切開法」は上まつ毛のラインの近くで切開し二重を作る方法です。「瞼を閉じても傷跡がほとんどわからない。」「仕上がりが自然」「腫(は)れが少なくダウンタイムが短い」などのメリットがある一方、「二重が浅くなり希望のラインにならないことがある」「二重が取れることがある」などのデメリットがあります。

メリット デメリット
埋没法
  • ダウンタイムが少ない
  • 普段生活に支障が少ない
  • 二重が取れる事がある
  • 瞼が厚ぼったい人には適応とならない
切開法 切開法重瞼術
  • 希望に沿った二重を作りやすい
  • 二重が外れにくい
  • 余分な脂肪と皮膚のたるみを
    取り除く事ができる
  • 腫れが引くまでに時間がかかる
  • 傷跡が目立つことがある
瞼縁切開法
  • 瞼を閉じても傷跡がほとんどわからない
  • 仕上がりが自然
  • 腫れが少なくダウンタイムが短い
  • 余分な脂肪と皮膚のたるみを
    取り除く事ができる
  • 希望のラインにならないことがある
  • 二重が取れることがある。

※患者様の瞼の状態を拝見し、ご希望を伺いながら、適切な手術方法をご提案させていただきます。

 

手術費用の目安
埋没法(二木法) 110,000円
切開法重瞼術 220,000円~275,000円
瞼縁切開法 385,000円
目頭切開 275,000円

上瞼たるみ取り(上眼瞼除皺術 じょうがんけんじょすうじゅつ)

上瞼たるみ取りには「重瞼線切開法(じゅうけんせんせっかいほう」と「眉毛下切開術(びもうかせっかいじゅつ」の二つの術式を使い分けます。
「重瞼線切開法」は瞼の余分な皮膚と脂肪を取り除き、さらに一重を二重にしたり、二重幅を変えたり、腱膜を縫い縮める事ができます。
「眉毛下切開術」は眉の下のラインにそって切開し、上瞼のたるみを取る手術です。二重の部分が傷にならず、本来の目の形はそのままです。眉のラインにそって切開しますので傷跡が目立ちにくく、比較的腫れが少ない術式です。

手術費用の目安
眉毛下皮膚切除術 275,000円
重瞼線切開法 330,000円

下瞼たるみ取り(下眼瞼除皺術 かげんけんじょすうじゅつ)

目元の余分な皮膚と脂肪を取り除き、目元をスッキリ若返らせる手術です。目の周りの皮ふと筋肉(眼輪筋がんりんきん)の引き上げを行う手術です。

手術費用の目安
下眼瞼除皺術 330,000円〜

 

フェイスリフト

フェイスリフトはタルミの原因となっている下がった顔の組織を筋膜から持ち上げ、余った皮膚を取り除く手術です。

手術費用の目安
フェイスリフト 880,000円〜

脂肪注入 しぼうちゅうにゅう

おなかやふともも等から脂肪を少量採取し、遠心分離処理したのち、お顔の気になるくぼみ部分に注入しふっくらとさせる方法です。
自分の組織を用いるので異物反応などもなくごく自然な仕上がりが期待できます。また注入した脂肪は一部生着するため効果の持続が期待できます。
生着しなかった脂肪細胞は約1ヵ月の間に吸収されていきます。脂肪を注入する部分の傷跡は目立ちませんが、吸収を見越して多めに注入するのではじめの1ヶ月は腫れぼったく見えることがあります。初めの1週間は毎日できるだけ長時間局所を冷却して頂くことで生着率を高めることができます。

手術費用の目安
500,000円

皮膚腫瘍摘出術 ひふしゅようてきしゅつじゅつ

ほくろやいぼといった様に皮膚表面に変化を生じるものから、「脂肪のかたまり」と言われる皮膚の下に出来た固まりで皮膚が盛り上がっているものを取り除く施術です。
皮膚腫瘍の原因は様々ですが悪性(皮膚癌など)が疑われる場合は切除して病理組織検査を行い診断を確定します。
黒子は、小さなものはレーザー治療で短期間に治療できますが、大きいものや体にできたものは切除手術を行う方がよい場合もありますので仕上がりが最もきれいな方法をご提案させて頂いています。
老人性のいぼ(老人性疣贅ろうじんせいゆうぜい、脂漏性角化症しろうせいかくかしょう)の中でも色の濃いものはIPL照射で改善が可能ですが色が薄く盛り上がりの大きいものはEr:YAGレーザーを選択する場合もあります。

手術費用の目安
皮膚腫瘍摘出術 健康保険適応
病理検査 健康保険適応
IPL 10ヵ所まで 10,000円
Er:YAGレーザー 1ヵ所 11,000円
同一か所2回目以降処置が必要な場合 2,200円/回

瘢痕拘縮形成術 はんこんこうしゅくけいせいじゅつ

けがや火傷、手術あとを目立たなくする施術です。
ひきつれがあるきずあとは保険適用で手術が可能です。 凹凸の目立つきずあとはスターラックス1540を用いたフラクショナルレーザーリサーフェシングで改善できます。赤く盛り上がったきずあとには赤い隆起の改善と共にひきつれもある程度改善する事が期待されます。圧迫治療、シリコンジェルパッド貼布などのほか、パルスダイレーザー照射が有効な事があります。

手術費用の目安
瘢痕拘縮形成術(運動制限があるもの) 健康保険適応